令和4年11月文楽公演が、本日無事に千穐楽を迎えました。
3週間にわたる公演が無事に楽日を迎えられましたこと
心よりお喜び申し上げます。
この秋の公演は、いずれの演目も、お浄瑠璃がひとつに繋がり、
手摺もとてもよろしくて、芝居がぐっとせり上がった
素晴らしい文楽やったと思います。
若い技芸員さんたちの、日頃のご精進もようわかって嬉しいことでした。
勧進帳での幕見再開は、多くの方に文楽の面白さを、そして、
顔を真っ赤にして汗を散らし技芸をぶつけ合う若手さんの姿を
知っていただける良いきっかけになったことでしょう。
感染症の問題もあり、検討事項も多いかと思いますが
世の中が落ち着きはじめましたら、また以前のように
幕見席が設けられることを期待しています。
12月に入れば東京公演、そしてあと1ヶ月少し経てば
初春文楽公演がはじまります。
いずれも、どうか無事に初日を迎えられますように。
技芸員の皆様、関係者の皆様、そして観客の皆様の
ご健勝を祈念しております。
必ずお元気でいて下さいますように。
咲様、ご体調の回復を心よりお祈りしております。
しっかりご養生あそばして、お元気になられ、
また美しい浄瑠璃を聞かせて下さいますように。
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■NOTE
11月も下旬となり、先週あたりから、日常生活は師走モードに入りました。
そんなわけで、鑑賞記録のみ簡単に。
今年は文楽や素浄瑠璃に重ねて講座などもあり
劇場によく伺わせていただきました。
ありがとうございました。
来年もまた良い文楽を楽しめますように(^人^)