8月27日は文楽劇場小劇場へ
第8回民俗芸能公演プレ講座「淡路人形芝居の世界」に
伺いました。

支配人坂東さんのお話、古い淡路人形芝居の記録フィルム、
新九郎さん自ら遣&解説下さった文楽人形と淡路の人形との違いなど、
とても興味深い講座で、すっかり楽しませていただきました。

道春館が淡路の人形芝居、淡路の人たちにとって、
どれほど人気がある演目か、

また、ふとん太鼓(ふとんだんじり)の時に歌われる
浄瑠璃のエッセンスを凝縮した「だんじり唄」のお話など、
もっと詳しく聴きたかったです。

なおこの時の講座と、ほぼ同じ内容のインタビュー記事が
文楽劇場のウェブサイトにアップされていますので
ご興味のある方はぜひぜひご一読下さいませ。

『「ふるさとの人形芝居」9月8日に単独でご出演の
淡路人形座支配人の坂東千秋さんに、上演する『玉藻前曦袂』の
魅力などを伺いました。』

9月7日、8日の公演は
「衣裳山」「玉藻前曦袂(道春館の段/神泉苑の段/狐七化けの段)」。
衣装山は2月に淡路で見せていただいたものより、
もう少し枚数が増えるとのこと。
狐七化けの段は7つの早変わりは今から楽しみです。

なお、玉藻前曦袂に関しては淡路人形座さんのウェブサイトで
あらすじや見どころなどが解説されています。

玉藻前曦袂 道春館の段
玉藻前曦袂 神泉苑の段
玉藻前曦袂 狐七化けの段

ウチも事前にちゃんと読んで勉強して行こうと思います(*´ω`*)

淡路だんじり唄

今回の講座でウチ的に一番興味深く感じられたのが
浄瑠璃のエッセンスを凝縮しただんじり唄のお話です。
家に戻って調べたところ、Ytubeに大人から子どもまで
いろんな世代の方たちの歌う動画が上がっていたので
聴かせていただきました。

9月に道春館をやっていただけるので
特に「玉三(玉藻前曦袂三段目=道春館)」を
じっくり聴かせて頂いたのですが

泣いた(´;ω;`)ウッ…

 コリャ娘 コリャ 父じゃわやい
 なぜ なぜもの云うては くれぬぞ

まさかだんじり唄で泣かされるとは思いませんでした。
あまりにも素晴らしかったので
動画と歌詞を下記に紹介させて頂きます。

歌詞は「よっし~の畑」様に掲載されていた歌詞を基本に
動画を聴きながら、本動画で歌われている歌詞に合わせて
書き出させて頂きました。



淡路だんじり歌「玉三(道春館)」

ヤー しずめましょ

サア ヨイ

咲いた 
桜の枝折る風は
情け知らずの山おろし
泣く目を払い萩の方

上使のそばに詰め寄って

ヤァうろたえたか金藤次
勝負に勝った姉娘
なぜ切った サなぜ殺した

それと悟って身代わりと
初花が心ざし
水の泡となったのも
皆その方が無得心
たばかられたかチェッ口惜しい

身を震わして腹立ち涙

ワッハハハハハ  
しゃらくさい とがめ立て
勝負に勝とうが勝つまいが
仰せを受けた桂姫
首打ったが何誤り
皇子の御心背く方々
悪く身動き召さるると 
どいつ こいつの用捨は致さぬ
すっこんでおいやれ

権威を甲に傍若無人
振り袖引き裂き首押しつつみ
御台は かっとせき上げ せき上げ

過言なり金藤治

ヤア皇子にへつらい悪事をすゝめ
人を損ふ獄卒め 思い知れヤア

ヤレ待て采女早まるな言ひ残す仔細あり
まづ まづ まづ暫く

苦しき息をほっとつき

獅子王の剣 内侍所もろともに
皇子の館に隠しあれば 
てだてをもって取り返されよ
サアかく物語れば剣の盗賊 
いづれも立寄って御成敗なされよ

よろぼひ よろぼひ 首取り上げ

コリャ娘 コリャ 父じゃわやい
父じゃ 父じゃ 父じゃ 父じゃ 父じゃ
父じゃ 父じゃわやい
なぜ なぜもの云うては くれぬぞ

眠れる如き死顔を打ち

守り打ち守り

いまわになって二親を こがれ慕うた心根が
いじらしいやら ふびんなやら

その時 名のるは易けれども 
恩義の二字にからまれて
じっとこたゆる辛抱は
熱鉄を呑む心地ぞや

焼野のきぎす夜の鶴

子を哀れまぬは無きと聞く
心を察し萩の方 綾も涙に

正体なく

一樹の陰の雨宿り
一河の流れを汲む人も
深い縁と聞くものを
藁の上から育て上げ

さあ さかえましょ