半月ばかり前になりますが
6月17日は社会人のための文楽入門
曽根崎心中を観に行きました。


写真:青木信二さん:独立行政法人日本芸術文化振興会文化デジタルライブラリー

曾根崎心中は甘っちょろいヤサ男が友達に騙されて
カネは取られるわ、赤っ恥はかかされるわ、それでとっとと
ケツまくって逃げりゃあエエのに恋仲の遊女とは離れられず
おまけにこの娘がどうしようもなく男に都合のエエ若いおなごで
結局盛り上がって心中する。ひねりもへったくれもないお話です。
(かなりはしょった説明でごめんなさい。ファンの方ご容赦を((^^;)

ストーリーがシンプルでわかりやすいのと
舞台芸術がとても美しいので世界中で上演され
喝采を浴びています。

本当に美しいの。
廓も、そして天神社での心中も。
こういうシーンを見るとやっぱり人形ってエエなあと思う。

人が何らかの行動を起こす。
その時の心の奥底にあるもの
そういう目に見えない何かをリアリティを持って表現する
これが人形芝居の醍醐味です。

文楽によく見る殺しの美学。
これなどまさにそう。
まるで別世界のような儚さ、美しさ。
これは文楽だからできること。

でもなあ、近松の場合、それだけやねん。
美しいけどシンプルすぎる。
文楽とか浄瑠璃とかの持つ本来のダイナミズム、というか
奥深さというか、えええええ?そやったん(@@)という
様式美的醍醐味はない。

彼の作品は文楽だけじゃなく、歌舞伎や映画にもなっているので
そんなところから興味を持った方はぜひ文楽の時代物なども
一度ご鑑賞下さいませ。ほんまに凄いから!

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この日は満員御礼で補助席も埋まってた。
文楽せんべいのおねえさんも嬉しそうでした(^^)

いつもながらお客さんが舞台に上がって人形遣いしやはるその様は
ほんまに面白く、よう笑わせていただきました。

天満屋の段、呂勢大夫、錦糸さんのお浄瑠璃、やっぱり良かったです。
今回はいつものお席が取れず、舞台下手の一番前で見てたんやけど
天満屋の中から外を伺うお初がええかんじに見られて良かった。
幸助さんの徳兵衛、ヨカッタわ。
イケメンのヤサ男っぷりがエロかった。

さて少し日をあけて23日は文楽友の会のつどい、
「ふしぎな豆の木の見どころ聞きどころ」に伺いました。

80人そこそこの定員になんと300人以上の応募があったそうで
いやはや、よう抽選当たったもんですが、いつもながらおもろかったなあ。

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文楽の技芸員さんってお話の面白い方が多くて
ほんまよう笑わせていただきました。

幸助さん最近ずいぶん良うなったなあと思うてたら
再婚されていはったのね(^0^)
おめでとうございます!

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7月18日から始まる夏休み文楽公演は新作ジャックじゃなくて
不思議な豆の木、生写朝顔話などなど期待のラインナップ。
仕事より文楽優先で3部とも最前列ど真ん中チケットゲットいたしました!
今からめっちゃ楽しみです~(^^)